コーティング

ディーラー・ガソリンスタンドとコーティング専門業者の違い

今回の記事はディーラーやGSとのコーティングの違いです。

車を扱う業者はたくさんあります。車を美しく保とうとする姿勢も高い意識で行っています。例えば、カーディーラーのコーティング、ガソリンスタンドのコーティング、カーコーティング・ブロカー(仲介業者)どれも「プロのコーティング」で、一般の方がご自宅で行うコーティングとは比べものにならない仕上がりです。

同じプロでもコーティングの仕上がりは異なる

しかしながら、あえて言わせていただければ、そのプロ集団の中でも、コーティング専門業者のコーティングは特別であることをお伝えしたいと思います。

ディーラーでもOPでコーティングをすすめる時代

最近ではカーディーラーもガラスコーティングをお勧めしているようです。もしかしたらコーティング業者と同じコーティング剤や機材を使っているカーディーラーやガソリンスタンド、があるかもしれません。それでも、コーティング業者のガラスコーティングが特別であることは間違いないでしょう。

同じガラスコーティングでも環境で仕上がりは異なる

それでは一体何がそこまで違うのでしょうか?
それは「コーティングの環境」です。
具体的に言えば、コーティングが大きく分けると「洗車→磨き→洗車→コーティング→乾燥」といくつもの工程を経て仕上げていくものです。すべて重要な工程ですが、コーティング業者が最も重要だと考えているのは「洗車→磨き」の下地づくりと呼ばれる工程です。ここをいかに完璧にしておくかでコーティングの仕上がりは格段に変わります。

[違い①:スタッフ]コーティング

スタッフがコーティングの施工を行うと言ってしまえば違いが分かりにくいでしょうが、コーティング専門業者のスタッフは日々コーティングのみを何件も扱い、研修会や講習にも参加し研鑽を積み重ねています。まさに「コーティングに特化したプロ」なのです。
さらに、カーディーラーやガソリンスタンド、などではコーティングがメイン業務ではないので、複数のスタッフで同時進行の作業をすることが珍しくありません。

ココが違う①→専門スタッフが一つ一つの作業に集中、同時進行はなし

しかし、コーティング専門業者は、専門スタッフが一つ一つの工程を確認しながらじっくりと作業をしていきます。何かを同時進行するような手間の省き方はしません。

[違い②:コンパウンド]コーティング

コーティングでは愛車の傷を取り除きます。その方法がコンパウンドを使用して傷を取り除くのですが、分かりやすく言えば、コンパウンドを使って傷を含めて削り取っていく作業です。傷は場所によって大きさも深さも違います。つまり、傷に合わせて最適なコンパウンドを使い分けて丁寧に削っていかなければならないのです。
例えば、深い傷であれば粗めのコンパウンド、浅い傷であれば細かめのコンパウンドを使用して磨いていきます。

個別で車をコーティングするわけではない

この磨きの作業をガソリンスタンドなどでは、お客様の愛車を並べて複数の作業スタッフが一斉に作業を進めていくわけです。もちろん並んでいる車は形状もカラーもまったく異なる車ばかりですが、「コーティングはコーティング」そう考えているお店が少ないのかもしれませんね。

ココが違う②→傷やボディカラーに合わせて最適なコンパウンドを使い分けて作業

しかし、コーティング専門業者はお客様の愛車のボディカラーや傷の状態に合わせてコンパウンドを使い分けながら丁寧に作業していきます。

[違い③:施工空間]コーティング

コーティングの施工をどこでするのかもかなり重要です。例えば道路沿いなら走行する車によって砂ぼこりが舞うでしょうし、海沿いなら潮を含んだ空気が辺りを包んでいるでしょう。それは決して愛車に良い効果を生むわけがありません。カーディーラーやガソリンスタンド、などで施工をする場合、コーティング専用の施工場所があるのでしょうか。施工に使用するコーティング剤も湿度に大きな影響を受けるので、そういう湿度管理ができる場所も必要なのです。

ココが違う③→専用の施工空間で砂やほこりの心配が不要

コーティング専門業者は専用の施工場所があります。基本的には完全予約制でお客様の愛車を入出庫する以外はシャッターを閉めています。外の砂やホコリなどをシャットアウトすることができます。締め切った空間だからこそ、空調設備も完備されているのでお客様の愛車を最高の状態でコーティングすることができるのです。これは、高品質で硬度の高いガラスコーティングを行う際は、顕著な結果として現れます。

コーティング仕上がりを確認する照明にも気を使いたい

他にもコーティングをする時に何色の証明を当てながら施工をするのかも重要になります。オーソドックスな蛍光灯やHID照明、メタルハイド照明や水銀灯などたくさんあります。愛車のボディカラーや施工部位に合わせて照明を交換しながら施工をするのが理想だと考えます。